舞台を見るときのオペラグラスは何倍が必要?倍率別の見え方を徹底解説!
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ミュージカルや演劇などの舞台で必須になるのが、オペラグラス(双眼鏡)。
舞台から距離がある席でも、役者さんの表情などをしっかりと楽しみたいですよね。
今回は舞台を見る上で必要なオペラグラスの倍率や、倍率別の見え方について徹底解説していきたいと思います。
舞台やコンサート用のオペラグラスの購入を検討している方など、ぜひ最後まで見ていってください。
☆ オペラグラスと双眼鏡の違い
倍率について触れる前に。
よく勘違いされやすいオペラグラスと双眼鏡の違いについて解説して行きたいと思います。
双眼鏡は、一般的にオペラグラスよりも倍率が高く(10倍以上)、天体観測などに適していますが、
オペラグラスは、一般的には倍率が双眼鏡よりも低く(10倍以下)、軽くて手ブレがしにくい設計なので、観劇やコンサート、美術館などに適しているものとなっています。
双眼鏡とオペラグラスは電気屋さんの同じエリアに並んでいることが多いですが、観劇やコンサートでの使用を考えている場合はオペラグラスの中から選択しましょう。
☆ オペラグラスの選び方〜倍率〜
オペラグラスの倍率は3〜4倍、あるいは8倍のものが一般的です。
対象物との距離によって、適している倍率が変わってきますので、しっかりと解説していきたいと思います。
・ 倍率が3〜4倍 → 美術館や小劇場、舞台に近い位置での使用におすすめ
倍率が3〜4倍のものは、対象物との距離が近い時に適しています。
美術館や博物館など、少し距離があるけど肉眼でも楽しめる距離であったり、舞台に近い席での観劇やコンサート等におすすめです。
具体的には、30mほどの距離があるものをしっかりとみたい時にちょうど良いと思います。
ただ、大きいホールの場合、2階席や3階席であったり、1階席の後ろの方(20列目以降)だと3〜4倍の倍率でははっきりと顔の表情までを確認することができません。
後ろの席の場合は、3〜4の倍率だと物足りなく感じる方が多いのではないのかなと思います。
・ 倍率が8倍 → ドーム公演や大劇場の後部席での使用におすすめ
ドームなどの大きい会場や、舞台を後部席で見る場合は8倍のオペラグラスがお勧めです。
筆者自身も体感しているのですが、先述の通り、大きい劇場の後ろの方の席(2階)だと、3〜4倍のオペラグラスではしっかりとした顔の表情までは見ることができません。
8倍のオペラグラスで、近すぎず遠すぎずのちょうど良い見え具合になるのではないかなと思います。
☆ 実際に購入すべき倍率
前方でしか舞台を見ない!というこだわりがない方以外は、8倍の倍率のものがお勧めです。
8倍のものであれば、どの距離からでも顔の表情までもしっかりと確認できますし、
3〜4倍のオペラグラスが適しているような距離の席でしたら、肉眼でも表情までみれるよな、っていうのが筆者の体感です。
8倍のオペラグラスであれば、どんな状況でも対応できるのではないかなと思います。
※ 筆者が以前使っていたオペラグラスです。
☆ 最後に
オペラグラスの選び方について解説しました。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。