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簿記3級は意外に難しい?合格率や難易度、勉強方法、おすすめの本などを徹底解説!


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「簿記3級は誰でも取れる」、そんな話を一度は耳にしたことがあるのでしょうか。

筆者もこの言葉を聞いて、軽い気持ちで簿記3級の試験を受けることを決意したのですが、

問題集を開いたら意外に難しくて、少し絶望しました。

 

簿記の3級って、普通に難しいですよね。

 

今回はそんな筆者が、

なんとか独学で3級を合格することができたので、その時の経験談やおすすめの参考書、勉強時間等を解説していこうと思います。

合格難易度や合格率などの基本情報も解説していますので、ぜひ最後までご覧になってください。

 

 

☆ 簿記3級の基本情報

 

主催者:商工会議所

試験日程:筆記試験は毎年2、6、11月の年3回

2020年12月からは、オンライン受験が開始され、日程と空きさえあればいつでも受けることができます。

受験料:2,850円

試験時間:2時間(オンラインは1時間)

出題範囲:商業簿記

合格基準:正答率70%以上

 

簿記3級の基本情報はこのようになっています。

個人的には、正答率が70%以上で合格というのが、ハードルが高いなと思いました。

6割だったら少しゆとりがあるのに…。

 

2020年12月からはオンラインでも受験が可能です。

ただし、これは自宅で受験できるという意味ではなく、

特定の施設(試験センター)なるものに予約をとって、出向くことによって受験をすることが可能です。

 

オンライン受験が発表された際は、「カンニングができる!」とか話題になってましたが

残念ながらカンニングは出来なさそうです。

 

 

☆ 合格率

 

過去10年の平均の合格率はおよそ40%ほどです。

ざっと合格率を確認してみたのですが、低い時は14.2%、多い時は65%ほどでまちまちです。

 

40%っていう数字だけ見ると、合格率は低いように見えますが

簿記3級の試験は申し込みをしたけど、受験をしない人が多くいます

申込者ベースの合格率となっていますので、少し低めの数字として現れているのだと思います。

 

 

☆ 簿記3級合格までの勉強時間

 

簿記3級を合格するには、おおよそ

50〜150時間の勉強が必要だと言われています。

幅が少し広いですが、仕事などで簿記に関する知識を持っている人は、50時間程度で合格できるのかなと思います。

 

また、1日にどれくらい簿記に時間を割くことができるのかでも変わってきますが、

試験日から逆算して、おおよそ1〜3ヶ月前から勉強をし始めるといいのではないかと思います

 

筆者もちょうど2ヶ月前から勉強を始め、

土日も平日も変わらず2時間ずつ毎日勉強していました。

 

 

☆ 簿記3級の勉強方法

 

ちなみに筆者は、79点(合格点70点)のギリギリではないけど余裕でもない、なんとも言えない感じで合格しました。

過去問を解いた時は、毎回85点くらいをキープしていて、本番は少し下がった感じです。

筆者が実践した勉強方法を紹介します。

 

・簿記3級を合格するためにおすすめの参考書

 

筆者が使ったのはこの2冊です。

 

スッキリわかる 日商簿記3級 第11版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)
 

 

イラストが入っていて親しみやすく、

簿記の知識が0の私が初めて簿記に触れるには、ちょうどいい内容でした。基本から説明してくれていてわかりやすい。

 

個人的には、簿記3級の試験を独学で合格するためには

テキスト付き問題集

過去問

2冊が必要だと思います。

 

テキスト付き問題集だけでも合格できないことはなさそうですが、

筆者は初めて過去問を解いてみた時、独特な言い回しが多すぎてうまく問題を解くことができませんでした

やっていることはテキスト問題集と同じなのに、言い方の癖が強すぎて最初は戸惑います。

 

独特な言い回しや問題文に慣れておくという意味で、過去問を1冊持って取り組んでいた方がいいのではないかなと思います

 

 

・私の勉強方法

 

最初に言っておきますが、筆者にとっては簿記3級は難しかったです。

舐めてかかると普通に落ちてしまうと思います。

 

簿記は何度も何度も繰り返し問題を反復して、

反射的に仕訳ができるようになる必要があると思います。

 

筆者が購入したテキスト&問題集は

前半に講義、後半に講義に対応した問題がついているのですが

 

まず1週目は、講義を読んだり、必要ならば軽くまとめながら、講義が終わるたびに該当する問題を解いていきました。

2周目は講義は読まずに、問題だけを解いていきます。わからないところがあったら、該当部分の講義を読みます。

3周目以降は間違えた問題に付箋をつけて、付箋が付いた問題をわかるようになるまで繰り返し演習しました。

 

試験10日前までには付箋が全部取れたので、過去問に移行。

毎日1回分ずつ解いて、独特な問題文に慣れていきました。

問題文が独特なだけでやってることはテキスト付き問題集を同じなので、3日くらいで慣れてできるようになります。

 

ある瞬間から仕訳が反射的にできるようになってます

ここまできたら、合格は近いです。

 

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(この方法でなんとか合格しました。本当はもう少しいってると思った。)

 

☆ 簿記3級は独学でいけるのか

 

個人的に簿記3級は独学でもいけると思います。

 

そして、独学でなくオンライン講座やセミナー等を受講する時は、しっかりと自分にあったものを選ぶ方がいいと思います。

宣伝を目的のものも多いと思いますし、自分の目で確かめて教材を選びましょう。

 

あくまでも筆者の意見ですが、

付け焼き刃の勉強では、今後も役立つ知識として定着するかは微妙ですが、

独学でもしっかりと時間をとって勉強していけば、血となり肉となる知識が得られると思います。

 

もちろん、セミナーとかで誰かに教えてもらいたい!そっちの方が間違った覚え方をしなさそう!って方は

セミナー等で勉強するのもおすすめです。

 

自分にあった勉強法で、ぜひ簿記3級の合格を勝ち取ってください。

 

☆ 最後に

 

簿記3級は普通に難しいです。

筆者も想像の3倍くらい苦労しました。

ただ、簿記3級はハマると楽しいし、今後も役に立つ知識であることは間違えないので、

気になる方はぜひチャレンジしてみてください。

 

このブログが少しでも参考になれば嬉しいです。