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危険物取扱者の甲種の難易度や勉強時間は?理系が資格試験を受けてきた結果


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危険物取扱者の甲種

ガソリンスタンドなどに勤めた経験がある方は、耳にしたことがある資格なのではないのでしょうか。

 

危険物取扱者の試験に合格すると、ガソリン等の様々な危険物を取り扱うことができます

資格をたくさん持っている方、理系の方などの中では聞き馴染みのある、割とメジャーな資格だと思います。

 

今回は、実際に危険物取扱者甲種の試験を受けてきた理系の筆者が

危険物取扱者の大まかな内容、難易度、実際の勉強時間などを徹底解説していきたいと思います。

 

危険物取扱者の甲種の試験を受けようと考えている方、ぜひご覧になっていってください。

 

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危険物取扱者とは

 

危険物取扱者とは、危険物を取り合うために必要な国家資格となっています。

 

危険物取扱者の免許の種類は、3種類あり、

 

① 丙種 乙種第四類のうち、限られた物質のみ取り扱える

② 乙種 6種類のうち、試験に合格した類の危険物を取り扱える

③ 甲種 全ての危険物を取り扱える

 

に分類されます。

これらの3種類は取り扱える危険物の品名が違っており、今回筆者は③の甲種を受験してきました。

そのときの勉強時間を解説していきます。

 

 

危険物取扱者甲種を取得するための勉強時間

 

先日、筆者は危険物取扱者甲種の試験を受験してきたのですが、何とか合格しました。

 

筆者は理系(しかも、大学は化学が専門)なのですが、

合格までに危険物取扱者に有した勉強時間は、80時間ほど。

およそ2ヶ月前から勉強に取り組んでいきました

 

一般的な危険物取扱者の合格のための勉強時間は70〜100時間程度

文系の方だと120時間ほどだそうです。

 

 

危険物取扱者の難易度

 

危険物取扱者甲種の合格率は30%の後半から40%の前半ほどです。

合格率だけ見ると案外簡単なように思えますが、危険物取扱者の甲種には受験資格があります

 

その受験資格は、

① 大学などで化学に有する学科等を卒業したもの

② 化学に関する科目を15単位以上取得したもの

③ 乙種危険物の指定の免許を4種類以上持っているもの

のいずれかに当てはまる方となっています。

 

つまり、ある程度の危険物に関する知識を持っていたり、ある程度の明確な意思ややる気を持っている方しか受験できません。

その中での合格率が40%なので、簡単ではない資格なのはおわかりいただけると思います。

 

ちなみにぶっちゃけてしまうと、

筆者は理系で、しかも①の条件での受験資格を有していました。バリバリの化学専攻です。

大学受験で化学を勉強した方なら、物理や化学の分野は正直余裕です。

危険物取扱者の試験は、① 物理・化学、② 危険物の性状、③ 危険物に関する法律の分野に分かれており、いずれの分野も60%を超えなくてはいけません。)

物理・化学とは言ってもほぼ化学ですので、高校化学の基礎問題ができる方なら、勉強しなくてもおそらく6割は突破できます。

 

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(郵送で届いた筆者の正答率。化学は勉強しなくてもこんな感じで、めっちゃがんばった法律はギリギリ。)

 

ただし、

危険物の性状と危険物に関する法律がとてつもなく辛いです。

筆者の勉強時間の80時間は全てこれらの暗記に費やされました。

 

この2つの分野はどれも暗記となっており、

結構細かいところまで出題されるので、ひたすら暗記していくしかありません。

 

筆者はこちらのテキストを使って勉強していました。

 

 

筆者は暗記が得意な方ではないので、3周くらいしてもまだ覚えられなかったです。

最終的には、iPadマインドマップアプリを使って自分で問題を作り、職場の昼休みでお弁当食べながらひたすら眺めていました。

辛かった。

 

近道とか裏技はなく、本を丸ごと覚えるような意気込みで取り組んだ方がいいと思います。

 

 

☆ 最後に

 

危険物取扱者は決して簡単ではない資格試験だと思います。

しかし対策をしっかりして挑めば、結果がしっかりと返ってくる試験だとも思います。

 

皆さんにとって、この記事が参考になったなら幸いです。